2010年05月28日

子宮頸がん予防ワクチンの国費助成を要望―関東地方知事会(医療介護CBニュース)

 10都県が参加する関東地方知事会(会長=松沢成文神奈川県知事)の会議が5月25日、東京都内で開かれ、子宮頸がん予防ワクチンの接種費用について、国費で助成するよう国や関係諸機関に要望することを決めた。

 子宮頸がんは、女性特有のがんとしては、乳がんに次いで発症率が高い。国内では昨年10月、子宮頸がんワクチンの使用が承認されたが、接種のための費用は約5万円(3回接種)と高額であることから、一部の自治体では、補助金を出すなどして、ワクチン接種の普及を図っている。

 ただ、自治体ごとの対応では地域差が生じ、十分な感染予防が実現できないことから、国費助成を求めることを決めた。会議で山梨県の横内正明知事は「子宮頸がんの予防ワクチンは、他のワクチンに比べてかなり高額。(接種を普及させるには)呼び水として、国による助成が必要」と訴えた。


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2010年05月14日

狭山事件 検察側が証拠開示…取り調べテープなど36点(毎日新聞)

 埼玉県狭山市で1963年、女子高校生が殺害された「狭山事件」で無期懲役が確定した石川一雄さん(71)=仮釈放中=の第3次再審請求を巡り、東京高検は13日、石川さんが「自白」した捜査段階の取り調べ録音テープなど36点の証拠を弁護団に開示した。検察側が証拠を開示したのは第2次再審請求中の88年以来、22年ぶり。

 東京高裁が昨年12月、捜査段階の自白で「殺害現場」とされた雑木林で被害者の血痕の有無を調べた捜査報告書など8点の証拠開示を高検に勧告。高検は13日の3者協議で勧告対象外のテープも含めて開示した。

 弁護団によると、開示されたのは、石川さんが自白した63年6月ごろの取り調べ録音テープ9本▽雑木林近くにいたものの、弁護団には「争う声は聞いていない」と証言した男性の供述調書▽石川さんの筆跡が分かる書類4通−−などの証拠。高検は血痕の捜査報告書を「見当たらない」と説明した。

 弁護団は開示された証拠を検討し、9月に開かれる次回協議までに新証拠として高裁に提出したり、追加の開示請求を行う方針。

 会見した石川さんは「まだ隠している証拠があるはず。一日も早く(証人尋問などの)事実調べをして再審開始決定を出してほしい」と話した。石川さんは控訴審段階の64年から一貫して無罪を主張している。【伊藤直孝】

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